釜石津波被害のピアノ修理、駒修理5

新生釜石教会、津波被害のピアノ修理。

駒修理の続きです。

本体に鉄骨を仮に入れ、鉄骨の高さに合わせて削り出します。

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高さが高すぎても、低すぎても、弦を張った後にピアノ本体に負担がかかってしまいます。
また音にも影響が出てしまうので、削り出しは慎重に作業します。

高さが決まったら、駒ピンをうえる為のあなあけ位置を決めます。位置は元の位置をトレーシングペーパーに写したものを基準に位置だしします。

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位置が決まったら、ドリルで穴あけをします。穴あけ角度を研修生の二人にチェックしてもらいながら、作業しました。

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穴が決まったら上面を黒鉛で塗ります。駒の上面に弦が張られるので、弦の滑りを良くする為です。白い上面が黒くなりました。

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駒修理、あと少し。
まだ続きます。

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