技術者の紹介

渡邉 孝則

埼玉県大宮市(現・さいたま市北区)出身。小学3年ピアノを習い始めるが、先生とそりが合わず、小学5年で辞める。ただ音楽は好きで、中学の頃から自己流で弾くようになる。

東京電機大学工学部、機械工学科入学。アイスホッケー部に所属し、公文式で先生のアルバイトをする。ピアノは弾き続け、調律してもらった後にドビュッシーを弾くと、なんとも言えない響きになるが面白く、ピアノ調律に興味を持つようになる。

卒業後一般企業に就職するが、1年半後一念発起し、ピアノ調律師になる事に決め、翌年ヤマハピアノテクニカルアカデミーに入学する。

卒業後、(株)ニコニコ堂で、調律師及びショールームフロアスタッフとして4年間勤務。
その後、ヨーロッパのピアノに憧れ、ユーロピアノ(株)に技術研修生、及び販売促進課社員として入社する。

2004年8月 退社後、妻朋子(旧姓伊勢)と共に渡独。翌年ザウター社に正社員として8ヶ月間ピアノの製造をする。
その後も妻と、ブリュートナー社で研修生として2週間、パリのピアノ工房バルロンで一ヶ月間半修復の研修、その他ベヒシュタイン、グロトリアン、オーガストフォレスターなどのピアノメーカー、ドイツ、フランス、イタリアのピアノ工房を訪問見学し帰国。

2006年(平成18年)11月 さいたまピアノ工房設立

2010年7月 スタインウェイ会正会員

2012年4月 1級ピアノ調律技能士

2015年7月 ピアノテクニシャンズギルド Regsitered Piano Technician 取得

ブログ、たまにアップしています。

さいたまピアノ工房 オーナーのつぶやき

渡邉 朋子

埼玉県大井町(現ふじみ野市)出身。5歳からピアノをはじめ、途中休みながらも20歳頃までレッスンに通う。中学は陸上、高校ではバドミントン部に入部。

高校生の頃、調律師という仕事に多少興味を抱いていた時、先生に「女性の調律師さんが来るので、話を聞いてみたら?」と言われる。実際話を聞いてその気になり、高校卒業後、埼玉県内にあった調律専門学校、荏原専修学校東京ピアノ調律アカデミーに入学する。

卒業後はヨーロッパのピアノを知りたいと思い、(株)ユーロピアノ研修生として入社
後に社員となり、ベヒシュタインを中心に、数多くのヨーロッパメーカーのピアノ出荷調整、ならびに修復を経験する。

本場ヨーロッパピアノ作り知りたいと思い、2004年~2006年までドイツに行く
その間ピアノメーカー研修現存するピアノメーカーで最古のメーカー、ザウター社に入社。パリでは古いピアノを修復している、ピアノバルロン社で研修をする。

ドイツで音楽鑑賞日本との文化の違いなどを楽しんだ。

帰国後は今まで学んだことを生かしさいたま市さいたまピアノ工房夫と共に立ち上げ、現在に至る。

2015年7月 ピアノテクニシャンズギルド Regsitered Piano Technician 取得

2016年4月 1級ピアノ調律技能士

2019年3月 スタインウェイ会正会員

現在は一児の母になりピアノ修復調律を続ける

斉藤 真帆

宮城県気仙沼市出身。
ピアノは小学校低学年から高校2年生まで習う。高校では吹奏楽部に3年間所属。楽器はトランペット。

高校2年生の春に東日本大震災で被災する。震災をきっかけにピアノの修復に興味を持つ。
高校を卒業後は、日本ピアノ調律•音楽学院にて、2年間ピアノの調律や修理などを学ぶ。

卒業後、都内のピアノ工房で1年数ヶ月間研修生として学ぶ。
その後、いろいろな工房を見学している時、ネットで、さいたまピアノ工房で被災したピアノを修復していることを知り、見学に行く。
被災したピアノの修復の手伝いをきっかけに研修生となり、約2年間修復や調律などを学ぶ。

2018年3月から正社員として、調律や修復、工房業務全般を行っている。

工房ブログを担当しています。→工房ブログ