昨日、今日と大掃除で締めくくりです。
今年一年のすす払いをし、新たな年を静かに迎えます。
今年は以前からのお付き合いもあり、また新たな出逢いもあり、目まぐるしい一年でした。
来年も、もっと一つ一つ大事にしてしていきたいです。
新年早々工房では、釜石の教会のピアノの修復。引続き作業します。
Eastein model B 型も最終調整に入っています。
工房での同じモデルの修復は過去にもありましたが、同じモデルと言えど、一台一台違いを感じます。
造られた年代、設計変更、技術者の違い。またお客様の使われた使用頻度、ピアノが置かれた環境など、お客様の思い入れなど、考慮されるべき点がいくつもあります。
ピアノには一台一台、技術者の作業履歴が書いてあるカードがあり(ないこともあります)、ピアノの修復をする前や調律をする前にチェックします。
東京ピアノ工業製造工場。
今ではない手作りのピアノメーカー。
宇都宮で製造されていたようです。
日本にはたくさんのピアノメーカーがありましたが、小規模でしたが良品のピアノが造られていました。
どこか懐かしいような、暖かみのある音色がしています。