今年最後の締めくくり。

昨日、今日と大掃除で締めくくりです。

今年一年のすす払いをし、新たな年を静かに迎えます。

今年は以前からのお付き合いもあり、また新たな出逢いもあり、目まぐるしい一年でした。

来年も、もっと一つ一つ大事にしてしていきたいです。

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新年早々工房では、釜石の教会のピアノの修復。引続き作業します。

クリスマス、工房は春の陽気。

クリスマスいかがお過ごしでしょうか?

今年は例年になく、暖かいクリスマスを迎えています。

工房の外の庭では先週から、梅が咲いており、今日は水仙が開花しました。

梅

水仙

さて先ほど新生釜石教会、牧師の柳谷さんからお便りが届きました。

釜石手紙2015年末

先日、ピアノの本体を水洗いしたのが、完全に乾いてきたので、そろそろ
本格的に作業に入れそうです。

Eastein B 日本の手作りメーカー

Eastein model B 型も最終調整に入っています。

工房での同じモデルの修復は過去にもありましたが、同じモデルと言えど、一台一台違いを感じます。

造られた年代、設計変更、技術者の違い。またお客様の使われた使用頻度、ピアノが置かれた環境など、お客様の思い入れなど、考慮されるべき点がいくつもあります。

ピアノには一台一台、技術者の作業履歴が書いてあるカードがあり(ないこともあります)、ピアノの修復をする前や調律をする前にチェックします。

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東京ピアノ工業製造工場。
今ではない手作りのピアノメーカー。
宇都宮で製造されていたようです。

日本にはたくさんのピアノメーカーがありましたが、小規模でしたが良品のピアノが造られていました。

どこか懐かしいような、暖かみのある音色がしています。

氷川神社、10日市

昨日は大宮氷川神社の10日市でした。

毎年、熊手を買いに行きます。
先ほどまで工房に飾っていた、古い熊手を納めます。

 

2015年熊手

数々の使われた熊手がたくさん納められてます。

古い熊手達

納めた後は参道へ。熊手のお店がたくさん出店しており、大小様々な熊手が売っています。見ているだけでも楽しいです。

様々な熊手

販売予約済みのものは、既に名札がついてます。色々な企業名がありました。

熊手成約

にぎやかな参道を通り抜け、お参りをしてきました。今年一年、順調にお仕事ができたことを感謝し、報告しました。

境内

そして新しい熊手を買いました。
今年もあと少しです。
最後まで、気持ちを込めて頑張ります。

津波被害ピアノの修復。キャスター交換

釜石の津波被害ピアノの修復続きです。ピアノの足元、キャスターの様子です。

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錆がひどく、動きが鈍くなっていました。前回の水洗いで、意外な所まで浸かっていたことがわかり、安全を見て、足元のキャスターも交換することにしました。

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部品屋さんに注文していた新品のキャスターが届きました。

何事も足元が大事です。