2月も残りわずかになりました。今年も庭の梅が咲き始めました。季節は着々と春に向かっているんですね。
工房ではピアノの修理が順調に進んでいます。
先日はベヒシュタイン、モデルKを入庫しました。1930年製造のグランドピアノです。
仲間の調律師さんのお客様のピアノです。
ピアノはいつもお世話になっているピアノ運送業者さんが運んでくれました。
布団や毛布などで厳重に梱包されたピアノ。
さっそく弾いて状態を確認しました。
小型のグランドピアノですが、大きさ以上の力強さを感じました。90年近く経っていますが、まだまだ現役です。ただ、たくさん弾かれていたので部品の修理が必要な個所もあります。
今回はさいたまピアノ工房で、アクション修理と鍵盤修理を中心に行います。
いつも新たなピアノを修理する前はなんだかワクワクします。修理をしてさらに弾いて楽しいピアノを目指してやっていきます。
次回は作業が終了したベルトーンのハンマー交換についてお知らせします。
by志乃