KAWAI KU2、弦交換。

ゴールデンウィークに入りました。皆様、どこかにお出かけでしょうか?

工房の辺りも新緑の季節をむかえています。

 

今週もKAWAI、KU2の修理の続きです。

まずは本体の掃除から。弦を外して、響板や駒などをキレイにします。普段お客様宅では手の届かない場所の掃除です。

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続いてはチューニングピン(調律をする際に廻すピン)を支えているピンブッシュという部品を交換します。

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その後、新しい弦に張り替えました。その後弦を引っ張り、張力を上げます。
通常の調律する前に、寝かせたまま弦をはじき、音を聞きながら弦を引っ張りあげます。

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この様にピアノを寝かせた状態で何回か張力を上げます。
ピアノを起こしてからもアクション(ハンマーなどの中身)を取り付けてから何回か調律をします。
弦が伸び切り、安定するまでは時間がかかりますが、新しい弦になると張りのあるフレッシュな響きになります。本体の響きを確認したら、次はアクションの修理に入ります。

KAWAI KU2、修理開始。

関東の桜の季節も終わり、もうすぐゴールデンウィーク。
過ごしやすい陽気になってきましたね。

今日はKAWAIのアップライトピアノ、モデルKU2、1969年製造、の修理に入りました。

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弦や内部の部品の劣化、鍵盤も剥がれていました。
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本体を寝かせ、掃除などの作業に入っています。
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KAWAI、KU2、製造されたのは48年前ですが構造もしっかりして、弾いた感じはやさしい音が出ていました。修理をすればさらに張りのあるいい音が出てきそうです。

これからどの様な楽器になるのか、楽しみです。

2台のピアノ、調整中。

春になりました。工房近くの中学校の桜も満開です。今日の雨で少し散ってしまった様ですが、桜前線は北上をしているでしょう。
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今日の工房は2台のピアノの調整。

まずはYAMAHA、YUA。

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鍵盤の高さを揃えています。

そしてPLEYELの3bis。

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少しずつタッチも揃ってきました。

目、頭、触った感覚など、使えるものをフルに使い調整します。

Mansard出荷と、ヤマハYUSの低音弦交換

Mansard、作業が終わりました。
温かい、高級感のある音にピアノに仕上がりました。

出荷までのわずかな時間、スタッフ全員で演奏して楽しみました。

 

弾いて楽しいピアノに仕上げることは意識していますが、特別な作業をせずに、いいピアノに仕上がるのが理想。今回も順調に仕上がりました。

次に出荷するピアノはヤマハのYUS。

欠点の低音弦の交換を終えました。低音をいい弦に変えると、ピアノの響き全体が変わります。低音弦は響きの「ベース」の要素も担っています。
どのように仕上がるか楽しみです。