夏の終わりに北軽井沢にある、ピアノバルロンジャパンの和田明子さんのアトリエに行ってきました。
明子とは10年ほど前にパリでお世話になって以来、仲良くさせていただいています。近年はお会いできることが少なくなってしまっているが、年に2回は近況報告をしあえる、大切な技術者の仲間です。
フランスに10年住み、フランスのピアノについての造形が深く、お話をしているとあっという間に時間が経ってしまいます。
今回はフェルトハンマーを発明したことで有名な1844年製造のPAPEのピアノ(調整中)、修理ご依頼品のアップライトピアノ(調整中)、PLEYELのスクウェアピアノ(修復中)、PLEYEL アップライトピアノnodel P(修復中)、を見させていただきました。
パペのコンソールピアノ(PAPE , 1844年製造)
プレイエルのスクウェアピアノ(PLEYEL,1843年製造)
それぞれ個性が違う、歴史あるピアノを触らせていただけることは貴重な体験でした。とても刺激になりました。仕上がった頃にまた伺うことができたらと思っています。