Victorピアノの修復。
作業しながらVictorのロゴがかわいいくて、つい目に留まる。
このVictorの犬、名前はニッパー。
1884年、イギリス生まれ。いつも客の脚を噛もうとするのでこの名がついた。
1887年、飼い主のマークさんが亡くなってしまい、弟で画家のフランシスさんがニッパーを引き取ることに。
1889年、その後フランシスさんが、亡き飼い主のマークさんの声が聞こえる蓄音機を不思議そうに覗き込むニッパーの絵を描いた。
1900年、円盤式蓄音機の発明者がその絵に感動し『米国ビクタートーキングマシーン』の商標登録された。
Victor犬、ただかわいいだけでなく、こんなエピソードがあるなんて思いもよらなかった。
さてピアノの作業はというと順調に進んでいて、今日は中身(センターピン)の部品交換。
今日ではどのピアノにもある、センターピンシステムは、色々考えさせられることが多い。
地道な作業だが慎重に作業を進めている。→続きはこちら
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