春爛漫…とはいえまだ肌寒いですね。次に暖かくなったら桜も開花しそうです。
今日はPLEYEL,モデル3bis、鍵盤修理も終り、調整に入ってます。
ハンマーは2012年の修理の際にフランスのハンマー屋さんに送り、フェルトを巻きなおしてもらっています。Desfougeresさんという、パリにあった(現在は郊外にアトリエを移転)ピアノハンマー屋さんです。古いピアノのハンマーのフェルトを程よい重量と弾力で巻きなおしてくれる世界でも他にない、ハンマーメーカーです。(ちなみに現代のハンマーをつけると、ハンマーが重くなりすぎてしまいます)
パリにいた際、ピアノバルロンの明子さんに紹介していただき、工房見学をしました。(2006年3月10日撮影、中央がDesfougeresさん)
私達にとって、古いフランスピアノを修復する際に欠かせない大事なハンマー屋さんです。
そのDesfougeresさんに巻き直してもらったハンマーがこちら。
これから再調整をし、どの様な音が出るのか楽しみです。