Eastein修理後に。

Eastein,model U 、修理も調整も仕上がり、先週ようやくお披露目でした。

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工房に持ち主のご夫妻、大学時代のご友人、大学時代の先輩でピアニストの筒井一貴さん、私達の調律師の友人2名。ピアノ好きが集まりました。

仕上がったEastein を弾いたり、ピアノについて語ったり、大学時代(ピアノ部)のお話を聞いたり…。

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ピアニストの筒井さんには何曲か弾いていただき、このピアノの魅力や特徴を演奏で教えていただきました。

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ピアノ談義にも花が咲き、皆さんと楽しい時間を過ごす事ができました。

Eastein 、お届け前に、また少し調整をします。ご自宅に入ってからも、あたたかい音色で、愛される楽器になるといいですね。

ピアノ入庫しました。

涼しくなってきました。半袖だと肌寒く、作業すると暑くなり、湿度が高い今年の秋。体調管理が大事ですね。
ピアノの運送屋さんが昨日の朝、工房に来ました。
工房引っ越しの為、ピアノを運送屋さんの倉庫に2台預かってもらっていたのが、ようやく入庫できる状態になりました。
さて一台目、Bechstein,model A 。1913年製造。

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今回はフランスから夏に空輸し、しばらく運送屋さんに木箱の状態で預かってもらったのですが、調律、調整の保持が良く、すぐに弾ける状態でした。ベヒシュタインらしく堂々とした風格があります。(こちら商談中…)
もう一台はOhhashi ,model132。昭和52年製造。

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修理と調整が必要ですが、低音にボリューム感があり、これからどのような音になるか楽しみです。
ベヒシュタインが入庫してすぐに弾ける状態だったので、その日のうちにピアニスト筒井一貴さんに連絡。その日のうちに跳んできていただきました。(ありがとうございました)

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旧工房内で録音中…。

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動画は近日中公開予定。楽しみです。

一部公開されました。

Beethoven(1770~1827)  Bagatelle op.126-1

スタインウェイDの定期メンテナンス

秋になりました。

食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋、芸術の秋…etc. 何をやるにもいい季節ですね。

さて、今週は栗橋文化会館文化センターのスタインウェイD型の定期メンテナンスに行きました。

ホールの定期メンテナンスは、だいたい年に1~2回ほど、通常の調律作業ではできない調整などをし、1年間通してより良い状態に保持します。今回は2日間かけて、普段の調律作業ではできない、調整やピアノを磨く作業などをしました。

鍵盤にあるピンをみがき、鍵盤がスムーズに動く用にします。

バランスピン磨き

 

アクションの調整。

ウィペンスプリング汚れ落とし

 

もちろん調律、調整、整音もします。

今回はホールのスタッフの方々と、ピアノのベストポジションをピアノを何度も移動して探し、いつもよりも少しだけ奥がいいと意見が一致しました。また、PAさんからは、ホールの響き、ピアノ、音響などについてたくさんお話させていただく事ができ、とても良い意見交換ができました。

今日から2日間、楽しい企画もあるようです。(満員御礼とのことです。)また来月もコンサートがあり、地元、埼玉県、音楽でも盛り上がれたら楽しいですね。

新工房になって。

夏の終わり、秋のはじまり。

今年は雨が多い夏でしたが、ピアノの作業は着々と進めています。

新工房になって2週間。少しずつ環境にも慣れてきました。旧パン屋さんなので、パン屋さんのお客様が来たり、通りががりのご近所の方に声をかけていただいたりし、新しい刺激を受けています。

住宅街のピアノ工房。ご近所の方々にもっと知っていただけるように少しずつ頑張りたいと思ってます。

新工房のお祝いに、研修生から縁起物のカエルをプレゼントしてくれました。(嬉しいことです)

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工房の中にいる時は外向きに、帰るときは内向きに、というジンクスも教えてもらいました。(外向きにしたままだと、カエルがお金を持って逃げるとのこと!!)置物の向きにも気をつけて、大事にしていけたらと思ってます。

早速カエル効果が…。工房前の道路も工事されキレイになりました。(先週末の出来事)

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依頼した訳ではないので、私達にとって偶然にも良いタイミングでの工事となりました。今まではデコボコだったので、大型車が通る度に工房が揺れていたのですが、大分静かになりました。
またカエル効果?!月曜日には石川から突然、オーナーの調律学校時代の友人が来てくれました。

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本当に突然で驚きましたが、遠方からご足労いただきました。短い時間でしたがお会いできて良かったです。
そんな感じで、短い間に工房では色々ありましたが、引き続きピアノの作業に入りたいと思います。

新工房修理開始はElington。

今年は台風も多く、ムシムシした日々が続いています。

さて新しい工房の移動が終わり、修理開始です。

Elington、Model U-300。

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昭和52年製造の楽器で、静岡県浜松市にあった、大成ピアノ製造株式会社で造っていました。日本の手作りピアノメーカー。今では数えるほどになってしまいましたが、当時は色々なメーカーが静岡を中心にあったことでしょう。

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こちらのピアノ、練習のあとがみられました。かわいいらしくて工房スタッフもホッコリです。

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ピアノは修復前に再診断をし、これから本格的な修理に入ります。

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どのような音になるか、楽しみです。