Feurich アップライト 1923年製

今年もよろしくお願いします。

現在工房では、Feurich(フォイリッヒ)のアップライトピアノの修復作業をしています。

お付き合いのある技術者様から、紹介していただいた方のご両親が所有しているフォイリッヒ。
響板修理を含めたオーバーホール作業をし、音とタッチも復活させ、次の所有者の元へ行く予定。

正面

斜め

後ろ
側板が剥がれかかっている。他にも接着剥がれの箇所が多く、大掛かりになりそうな予感。

側板の剥がれ

まずは掃除から。

背面の掃除

底板は、リムや鉄骨と触れないように設置されている。音響に直接かかわる箇所とは接さないような造り。

底板

パネルを外し、弦の測定をほぼ終えた。

パネル外し後
次回は脱弦以降を書いていきます。