駒の高さを決めた後、削って平を出していく。

あらかじめ削り出した、駒高さの基準と同じ高さになるよう、余分に高い箇所は削っていく。沢山削る必要がある箇所は、初めはのみで粗削りした。

ある程度まで削ったらかんなを使う。夢中になりすぎて、駒材のエッジで指を切ってしまった。

逆目にならないよう、メモでかんなの削る方向を示して、駒高さの基準の溝が無くなるまで仕上げていった。

駒上面の高さを出したら、黒鉛を上面に塗っていった。余計な黒鉛は布や革でふき取り、磨きだした。

この後、以前トレーシングペーパーで取っていた、駒ピン穴位置のコピーを映して、穴あけを二人でした。一人は穴あけ作業、一人はドリルの角度を見る係。(写真を撮り忘れた)約400本の穴を正確に開ける。
駒削ぎ。緊張する作業。

削ぎ終わった後、駒ピンを入れ、ピンの上面を棒ヤスリで削り高さを揃えていった。(写真を撮り忘れてしまった)
8月に神戸市に住む友人のお父様にいただいた棒ヤスリが、良く切れて作業に貢献してくれた。
途中何本か入れ直し位置を変えたり、削ぎの修正、仕上げもした。
次回は張弦から440Hzに上げるところまでをアップする予定。
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