ベルトーン 本体部品磨き

今週は厳しい寒さが少し和らぎました。この季節、晴れた日のおひさまは本当に有難く、気分までポカポカします。

工房ではベルトーン、モデルNO50の解体が終わりました。次は本体内部のヒッチピン、駒ピン、サイドベアリングピンの部品を磨きます。

今回のピアノでは、時間の経過と共にピン表面にくもりが見られました。磨くことでつるつるピカピカの状態にしてきれいにします。

こちらは低音弦側にあるサイドベアリングピンを磨いています。

DSC_1504

こちらは駒ピンです。

1516326027873

奥が磨き前、手前が磨き後です。
ピンとピンとの間が狭く磨きづらいのですが、根気よく丁寧に磨いていきます。徐々に磨いたピンが増えていくのは、なんだかマラソンみたいに少しづつゴールが近づいていく感じがします。
駒ピンを磨いたことで駒上面の黒い部分(黒鉛)が取れてしまったので、磨いた後きれいに塗り直しました。

その他のピンや金属部品も磨き、触るとつるつる、見た目はピカピカに仕上がりました。

DSC_1527

本数も多くとても根気のいる作業ですが、ピン1本1本が光っている様はやはり気持ちが良いです。
そして今度は、このピンに新しい弦が張られていきます。

作業、順調に進んでいます。

by志乃

ベルトーン 解体

お正月も終わり穏やかな日常が戻ってきました。
今朝、工房外の水道蛇口を捻ったら、凍ってしまったのか水が出ませんでした。この冬初めての出来事でびっくりしました。とても寒いのですね。

 

工房では、ベルトーン、モデルNo50の弦交換の為、本体の解体をしました。

DSC_1493

ピアノを寝かせて、底板、脚、棚板(普段は鍵盤が収まっています)などを外したアップライトピアノはお客様に「これはグランドピアノですか?」と言われたことがあります。いつものアップライトピアノの姿からはちょっと想像できないかもしれません。

次は弦を外す為に、まずは全体の弦の張力を素早く落としていきます。なるべく時間をかけずに張力を落とし、ピアノに負担がかからないようにします。チューニングピンを回すごとに弦が緩んでいき、音程もどんどん下がって鈍い音が響きます。

DSC_1498

全体の張力をしっかり落とし終えてから、弦を外していきます。
写真は外した低音の巻線です。巻線の束だけでもかなりずっしり重いです。
DSC_1500

そうしてどんどん弦の解体は進みます。この後さらに細かい部品を外していきます。

DSC_1502

外は寒いですが、工房内はスタッフの熱気で暖かいです。

by志乃

2018年、始動

新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。平成30年、戌年です。
昨年に引き続き、ピアノの修理を中心に様々な話題をお伝えしていきたいと思います。

 

年明けの工房は大橋ピアノ、モデルNO132の調整とベルトーン、モデルNO50の修理からスタートです。

こちらは大橋ピアノ。DSC_1484本体とアクション修理、外装修理を終えて、アクション調整に入っています。

 

こちらはベルトーン。
DSC_1483これから本体も解体していきます。弦交換、ハンマー交換などの修理を行います。次に音が鳴る時、どう変身しているか楽しみです。

 

今年も1台1台、丁寧にピアノと向き合っていきたいと思います。
2018年、今年はどんなピアノとの出会いがあるでしょうか?
気持ち新たに、作業開始です!

by志乃