ベルトーン 解体

お正月も終わり穏やかな日常が戻ってきました。
今朝、工房外の水道蛇口を捻ったら、凍ってしまったのか水が出ませんでした。この冬初めての出来事でびっくりしました。とても寒いのですね。

 

工房では、ベルトーン、モデルNo50の弦交換の為、本体の解体をしました。

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ピアノを寝かせて、底板、脚、棚板(普段は鍵盤が収まっています)などを外したアップライトピアノはお客様に「これはグランドピアノですか?」と言われたことがあります。いつものアップライトピアノの姿からはちょっと想像できないかもしれません。

次は弦を外す為に、まずは全体の弦の張力を素早く落としていきます。なるべく時間をかけずに張力を落とし、ピアノに負担がかからないようにします。チューニングピンを回すごとに弦が緩んでいき、音程もどんどん下がって鈍い音が響きます。

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全体の張力をしっかり落とし終えてから、弦を外していきます。
写真は外した低音の巻線です。巻線の束だけでもかなりずっしり重いです。
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そうしてどんどん弦の解体は進みます。この後さらに細かい部品を外していきます。

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外は寒いですが、工房内はスタッフの熱気で暖かいです。

by志乃

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