YAMAHA U1D 修理開始

昨日までの暖かさから一転、今日は雨で肌寒いです。
街の木々はほんのり色付き始めました。キンモクセイの香りにも癒されますね。

工房では、新たなピアノの修理に入りました。
YAMAHA、アップライト、モデルU1Dです。

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昭和36年製造のピアノです。しっかりとした音を持っています。外装はモダンなデザインで格好良いです。
ピアノをお持ちのお客様が子供の頃弾いていましたが、しばらく使われずに置かれおり、家の解体をされる事をきっかけにご連絡いただきました。
思い出が詰まったピアノなので、修理をしてまた弾けるようにしたいという思いから修理をご依頼いただきました。

では早速作業開始です。
まずは、修理のまえに工房スタッフ全員で掃除を行いました。
年数が経ったピアノは、本体裏や本体内部にホコリ・ゴミが溜まり、虫の被害も起きている事があります。
解体してみると、長年の汚れが溜まっており、フェルトなどは虫喰いなどあちこちありました。

ピアノ裏もホコリで覆われていたので、隅から隅まで掃除をします。

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普段は手が届かないところなので良い機会です。

外装も全体が白く曇っていたので、磨く前に汚れをふき取ります。

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掃除する前と比べてかなりスッキリしました。

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やりがいのある掃除でしたが、それと同時にこのピアノの歴史も感じました。

これから本格的に修理スタートです。

by志乃

東海ピアノ アクション調整、そしてお客様宅へ

今週は気温が下がり、肌寒い日が続きました。
食欲の秋とも言いますが、旬のものを食べてパワーをつけたいと思います。

工房では東海ピアノ、モデル、ワルトシュタインの修理が終わりました。

本体修理・アクション修理が終わり、アクション調整をしました。
弾きやすく、なおかつ88鍵すべてのタッチが揃うようにします。

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人間でいうと、手術をして元気に動けるように体を整えるような感じですね。
最後に音色も揃えて全ての工程が終わり、お客様宅に出荷です。

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修理前はアクションの動きが鈍く、弾いても鳴らない音がいくつもありましたが、修理をして動きがスムーズになり弾きやすくなりました。
外装も磨き、マホガニー色に艶が出てパッと明るくなりました。
音色にもハリが加わり弾いていて楽しいピアノです。

これからはお客様宅で元気に音楽を奏でてくれると思います。

by志乃

YAMAHA U5 弦交換

今週は過ごしやすい日が続きました。
歩いていると、枯れ葉がひらひらと落ちてきて秋を実感します。

工房ではヤマハ、モデルU5の修理が進行しています。
作業は弦の張り替えに入りました。

弦を張る前には、本体のピン類を磨きました。
場所によっては錆がひどく、触るとザラザラした所もありましたが、根気よく磨いて綺麗になりました。
見た目もキラッとしました。

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またピンブッシュを打ち込み、準備完了です。

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新しい弦を張っていきます。
1台分の作業となると体力、集中力がとても必要です。

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段々と弦が張られていく過程が楽しいです。
きちんとした音はまだ出ませんが、爪ではじくと音がふわっとひろがりました。

U5修理、順調に進行中です。

by志乃

YAMAHA U5 本体鉄骨組み

爽やかな秋風が心地良い季節ですね。
工房の玄関ドアを開け放ち、気持ちの良い風が工房全体に広がっていきます。

工房では、外装修理に出していたYAMAHA、モデルU5が綺麗になって戻ってきました。
今回も浜松のピアノ技研さんに修理をお願いしました。

再塗装した艶消しの塗面はしっとりとして、触ると滑らかな塗面になりました。

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さっそく本体に鉄骨を組む作業に取りかかりました。
鉄骨をチェーンで引き上げて降ろす位置を調整します。
本体を移動させながら、何度も微調整をして位置を決めました。

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そして慎重に鉄骨を降ろしていき、本体に組みます。
ぴったり位置が合うか少し緊張しました。

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無事に組むことが出来てほっと一安心です。

最後に鉄骨のネジを締めて終わりました。
鉄骨が組まれたことで重くなり、ピアノらしくなってきました。
次は張弦です。音が鳴るのが今から楽しみです。

by志乃

東海ピアノ 張弦からアクション修理へ

朝晩だいぶ涼しくなりました。
気候の変化が大きく、風邪をひかないようにお気をつけください。

工房では東海ピアノ、モデル、ワルトシュタインの修理です。
弦の張り替え作業も順調に進み、本体を起こします。
その際、本体の底の板(底板)の取り付けを行いました。
元のネジはすべてサビていて取り外しも一苦労でした。新しいネジに変えて、ネジ穴もドリルで新たに開けなおしました。
穴が真っすぐに開くようにドリルで開けていきます。

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位置がズレないように慎重に行います。

またペダルも磨き、無事ピアノを起こすことができました。

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本体修理がひと段落して、次はアクション修理に入ります。
まずはセンターピン交換です。人間でいうと関節部分にあたります。とても大事な部分です。

修理前の試し弾きの時、鍵盤を押しても音が出にくい箇所がいくつもありました。
センターピンの部分が硬くなっていることが原因でした。
ひどくなると、鍵盤を押していないのにハンマーの動きが途中で止まっていることもあります。
(センターピンはハンマー以外の部品にも使われています)

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こうなると鍵盤を押しても音が出ないという現象が起きます。

アクションをばらして一本一本センターピンを交換していきます。

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作業、順調に進んでいます。

by志乃