昭和12年に製造されたホルーゲルピアノの修復が始まりました。
8月にピアノ診断の依頼があり、お客様宅へ出向き、ホルーゲルピアノと対面しました。見るからに大変古いことが分かるほど、外装が痛んでいました。ピアノを弾いてみると、ピッチは落ち、音が出ない、音が止まらない所も多くありました。
当初は処分もお考えだったようですが、お客様のお話を伺ったところ、ピアノはお客様の亡きお母様のもので、可能なら修理したいとの事でした。
その後、改めて診断書、お見積り書を作成し、お客様にお電話でご説明を何度かさせていただき、修復する方向に決まりました。
そして、先日工房にホルーゲルピアノが運ばれてきました。
まずは、皆でピアノを見てみました。
ピアノの必要な部品の準備と、何を修理しなければいけないかもう一度確認しました。
新に修理が必要な所も見つかり、ピアノの修理の方向性も決まりました。
ピアノの掃除に入りました。
長年のホコリや汚れを拭き取ります。
掃除をしながら、ピアノの裏の支柱がしっかりしていることを感じました。
(掃除後)
今後も修理を進めていきます!
PS :近所の小学生が校外学習の一環で工房を訪れました。
とても興味津々でピアノの中を観ていました😊
by 真帆
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