新生釜石教会、津波被害のピアノ修理。
昨日で震災から五年。長かったような短かったような、どちらともいえます。震災の年の五月に釜石の教会でピアノのお掃除に着手。四年半後にはさいたま市に移動し修復開始。5年目の節目、ピアノは工房で修復中。新生釜石教会で再び、このピアノの音色が届けられるように、着々と作業を進めていきます。
さて駒修理の続きです。
先日ノコギリで上面だけをスライスました。ノコギリで切った駒上面はそのままでは凸凹しているので、トリマーという機械である程度平らを出します。
低音の短い駒も平らを出します。こちらはピアノ本体から外れているので、鉋がけ。写真を撮り忘れてしまいましたが、短い駒の方は、台座木材(下の写真、下から二つ目ね大きい木材)が歪んで剥がれていたのを接着し、平らを出しました。
まだまだ駒修理続きます。
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