ピアノ修復、色々な道具を使います。
お気に入りの道具を少しご紹介します。
今回はハサミ。
たまたま目について手に入れたのですが、思ってた以上に切れ味が良く、何年も使っていても切れ味が落ちていない。
フェルトやクロスを切るのに使います。柔らかいものを綺麗にカットできるので、繊細な作業に向いています。裁断をする時に、繊維が細かく切れていく感触があり、思っているようにサクサク切れます。
道具は自分の体の一部に感じられるものがいいですね。
これからも大事に使っていきます。
新生釜石教会、津波被害のピアノ。
先日、修理部品の発注をしました。
(まだ全てではありません)
交換部品の点数が過去最大です。
国内外のピアノ部品屋さんに問い合わせています。(下記の写真は過去に交換したハンマーの余りです。どれが一番このピアノに合うか、検討中)
ピアノが海水に漬かってしまっており、金属のパーツのほとんどを交換することにしました。小さい部品は錆の浸食が進んでおり、将来、調整作業中などに壊れてしまう可能性があります。
またアクション部品(ピアノのメカニックの中身の部分)も交換です。部品が小さい為、水洗いする訳にはいきません。少しの木の部品の歪みで、弾いているうちに擦れあったり、機能しなくなってしまう可能性があります。
こちらの部品も交換することになりました。
本体の大事な部分はまだ使えるので交換の必要がありません。
何を残し、何を交換すべきか、検討し一歩ずつ進めていってます。
あけましておめでとうございます。
今年も引続きピアノの修理、工房での出来事など、少しずつ発信していきたいと思っています。
年始から新生釜石教会の津波被害のピアノの修理です。
昨年末に全ての部品を並べ、年始に新に作戦会議をしました。
全ての部品を並べてみると、色々な発見もありました。メーカーはKawai モデルKG – 3。40年ほど前のピアノですが、造りがしっかりしています。シンプルで、無駄が少ない。
また細部も丁寧に作られていて、色々な工夫もされていました。(内容はまた後ほど書いていきます)
早速作業の続き。今度は鍵盤も水洗いです。
工房が塩の香りになります。
鍵盤上面もいずれ交換しますが、一度乾き切るまで待ちます。
その間にまだまだやる作業があるので、順序良く作業を進めたいと思います。