新生釜石教会、津波被害のピアノ修理。
後は中身、アクション修理です。
アクションは泥と海水でこの様な状態でした。
ほとんどの部品は動きも悪く、後々問題が出てしまう可能性があるので、交換できるものは交換することにしました。アクション部品メーカーの常磐さんにオーダーをしました。
上が古いもの。下がオーダーしたもの。
写真では見にくいですが、細かい所まで泥が入ってしまってました。
ハンマーと呼ばれる弦を叩く部品。
上が古いもの。下が新しいもの。
新しい部品はピカピカです。
それぞれ、みんなで新しい部品に取り付け作業をしました。
新しいもの交換するということは、元あるものとのマッチングが大事になります。寸法を計算し、試しに取り付けたり、試行錯誤しながらの作業です。
果たしてそれが本当に上手くいくのか…。判断決断実行の連続でした。
全て部品を取り付けたあと、調整をします。
音が出るまであと少し。
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