先週の土曜日のこと。
Victor の作業が終了したので、お客様に工房まで見に来て頂きました。
思い入れのあるピアノ、実際に見て弾いて頂くまではドキドキします。
お客様がとても大事に使われていたので、外装のダメージも少なく、磨いたら黒の艶が戻りピカピカに。ラッカー塗装ということもあり、塗膜が薄いのでキズ自体の補修はできませんでしたが、ラッカーの濃い黒の塗装が復活できて良かったです。
中身について、お見積りの段階で設計コンセプトがはっきりしていることはわかってましたが、最終的な音になった時、小さいのにボリュームがあり、ドイツの小さいピアノのような良さが出てきました。持っている個性が自分の想像以上で驚きました。
お客様には…見た目も中身も気に入って頂くことができました。「早速、バッハを弾きたい。」とおとしゃっられて、引越し先でのピアノを楽しみ(お孫さんも弾かれるとのこと!)にされていたのを見て、嬉しく思いました。遠くに引越されても、このピアノをご家族で楽しんでいただけそうです。
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