YAMAHA U1A 響板修理

YAMAHA U1Aの響板修理を行いました。

響板の剥ぎ合わせているところが割れていました。専用のトリマーで溝を作り、埋木しました。

(埋木後の響板の写真)
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響板の塗装をする前に響板表面の下地を整えます。
響板を180番のペーパーからかけて、240番に番手を上げて表面を整えます。
広いところはサンダーを使い、狭いところやサンダーが入らない所は手でペーパーをかけていきます。
手でペーパーをかけて、響板を触りながらかけ残しがないか確認していると、今まで経験した響板の質感と違い、とてもしっとりした手触りになると感じました。
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(240番のペーパーをかけ終わった後の響板)
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木くずが残らないように、しっかり掃除をしてから下塗りをしました。
下塗りは、サンディングシーラー入りの塗料を使いました。
今回、刷毛を新しいものに変えてみました。この塗料との相性がいい刷毛ということで、使ってみると、とてもよかったです。
塗料の伸びが抜群によく、塗料がボテっと溜まることがなく、うすく響板に塗料が乗っていて、下塗りが上手くいきました。

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寒い時期なので、響板を2日ほど乾かして、今度は320番のペーパーをかけていきます。薄塗りなので、かけすぎて下地を出さないように、全て手でかけました。
320番だと、響板の表面の手触りがすべすべになりました。
ペーパーをかけ終えると、掃除をして、もう一度下塗りをしました。

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響板を乾かして、次は本塗りです。

by真帆

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