釜石、津波ピアノの修復、鉄骨の裏側。

釜石津波ピアノの修復の続きです。

解体作業も終わり、まずは鉄骨の掃除から。

津波によって海水に浸かり、ピアノがひっくり返しになったので、鉄骨の裏側に泥が溜まっていました。(灰色の部分が泥です)

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四年前、現地で雑巾で泥を落とし、錆びの進行を進ませないようにと、全体にオイルを塗布しておきました。(オイルは缶スプレーのもの)四年前、現地で雑巾で泥を落とし、錆びの進行を進ませないようにと、全体にオイルを塗布しておきました。(オイルは缶スプレーのもの)

さて工房での解体した後、鉄骨の裏を見てみたら、再び錆びが出てきてしまいました。手で触るとポロポロ錆びが落ちてきました。

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先ずは錆びの部分は金ブラシで一度取り、後は水洗いしました。

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何回か水洗いの後、しっかり乾かしました。裏側は錆止めを塗装する予定です。

水洗いをし、錆びも落ちてので、錆と塩分の混じったような匂いも取れました。

引続き作業を進めます。

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