工房では、HORUGELの鉄骨の掃除、再塗装の途中までしました。
塗装の剥がれ
鉄骨の塗装の下地が悪く、塗装が剥がれている箇所がありました。
特に、鉄骨の内側の角の部分の塗装が、触るとぺりぺりと剥がれてきました。
このまま鉄骨を綺麗に掃除しても、塗装が後々剥がれてくるのを見越して、剥がれている金色の部分だけ剥離をして、下地から整えて塗りなおすことにしました。
剥離作業
塗料を剥がし液を使って、剥がしていきます。
剥離後は、古い塗料と混ざったドロドロした剥がし液をヘラなどで掬い取り、残った剥がし液はタオルで拭き取りました。
鉄骨掃除
黒く塗装されている部分は、剥がれていなかったので、ブラシを使って汚れを落としました。
汚れを落としたら、黒い塗装の下からサビが出てきていることに気が付きました。
後日、黒い部分も塗りなおします。
サイドベアリングピン磨き
低音部のサイドベアリングピンは塗装を剥離し、磨きました。この部分は塗装をしてもは、弦と接するところなので、塗り直さないことにしました。
下地を整える
鉄骨の表面のへこんでいる部分はパテで埋めて補修しました。乾いてからペーパーをかけてならしました。
鉄骨の表面を240番のペーパーをかけて整えていきました。ペーパーをかけにくいところは、スチールウールやサンディングスポンジを使いました。特に、段差のあるところは、下地からデコボコしているので、丁寧に手で触って確認しながらペーパーをかけました。
塗装前に磨いた後の粉を拭き取って、他の箇所に塗料が付かないように、養生をしました。
さて、塗装をしていきます。
下塗り
下塗り後
発色をよくするため、更に赤で下塗りをしました。ゴツゴツした鉄骨からガラッと印象が変わり、艶も出て綺麗にコーティングされました。
これから、金色を塗り重ねていきます。
by真帆
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