YAMAHA No,U1A アクション修理4

工房では、YAMAHA No,U1AとHORUGELの修理を進めています。

今回は、YAMAHA No,U1Aのダンパー修理についてです。

ダンパー部品の現状

ダンパーレバークロス(下の写真の緑色のクロス)は、スプーンとダンパーロットが当たり、すり減っていました。
ダンパースプリングクロス(下の写真の赤色のクロス)は、スプリングがこすれてクロスが薄くなっていました。

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ダンパーレバークロス、ダンパースプリングクロスに濡らした布を被せて、アイロンを当てて綺麗に剥がしました。

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新しいクロスを張る前に、ダンパースプリングとダンパーワイヤーを磨き、磨いた後の汚れもしっかりふき取りました。

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ダンパーレバークロスの接着

厚さ3㎜のダンパーレバークロスを治具にセットして、一つずつカットして接着していきます。

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厚さ1.3㎜のダンパースプリングのクロスも一つずつポンチで打ち抜いて作り、接着しました。

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ダンパーロット磨き

ダンパーロットを外すと、表面はダンパーレバークロスが接していた部分は光っていましたが、他は白くサビていました。触ってみると、ガサガサした手触りでした。このままでは、レバークロスをすり減らす原因になるので、表面を磨いて滑りをよくします。

(before)
IMG_5390

 

(after)

IMG_5404 (1)

綺麗に白いサビは取れました。手触りもツルツルになりました。

次回は、ダンパーフェルトの交換に入ります。

by真帆

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