YAMAHA No,U1A アクション修理3

工房では、YAMAHA No,U1AとHORUGELの修理を進めています。

今回は、YAMAHA No,U1Aのハンマー植えについてです。

ハンマーヘッドとシャンクの接着

ハンマーヘッドにシャンクを入れたときに、シャンクの左右の間隔と前後の間隔を整えて接着します。

IMG_5361

シャンクの長さを決める

セクションの端のオリジナルのハンマーの高さを基準にして長さを決めます。
最高音は、オリジナルのハンマーの高さと実際に音を聞いて決めます。

IMG_5360
基準を取ったシャンクの長さに合わせて、他のシャンクをノコギリで切っていきます。

IMG_5362

シャンクを切った後は、バットに入れて、ハンマーの高さとキャッチャーの高さを揃えていきます。

IMG_5366

ハンマーをバットに植えていきます。接着剤はニカワを使います。ハンマーの高さとキャッチャーの高さを定規で確認しながら、手早く進めていきました。
ニカワが固まらないうちに、少し戻って確認し、修正しながら進めていきます。この作業を低音、中音、高音に分けてそれぞれ行いました。

IMG_5380

これでハンマー植えは完成です。

次回は、ダンパー修理に入ります。
by真帆

お問い合わせはこちら

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>