ゴールデンウィークも中盤になりました。皆様はいかがお過ごしでしょうか?
元号も令和に変わりましたが、平成の時と同様に、ピアノと向き合っていきたい思います。
工房ではゴールデンウィークの前から、YAMAHA、G3のオーバーホールに入りました。
まずは解体前の掃除から。
何十年も積もりに積もったホコリをはらいます。
その後、全体の劣化具合や、どの様な特徴があるピアノなのかなどを診断します。ピアノは一台一台、メーカーや使用具合、経年変化などにより違うので、よく確認する事が必要です。
どの様に修理すべきか、工房のスタッフで検討してから、解体作業に入ります。
上の画像は弦をはずしている所。弦が錆びて、伸びきってました。
続いては鉄骨を外している所。
機械で鉄の部分を持ち上げてます。この鉄骨がピアノの張力を支えています。今回はこの鉄骨の下にある響板を修理するために、外しました。
オーバーホール、まだまだ続きます。
by朋子