新生釜石教会、津波被害のピアノ修理、響板修理

新生釜石教会、津波被害のピアノ修理。

今月に入り、修理も大詰め。

まずは響板修理から。
響板はピアノの心臓部。弦の振動を駒を介して響板に伝えます。ピアノにとって、大事なパーツの一つです。

今回、あれほどの津波に被ったにもかかわらず、奇跡的に割れがひとつもない状態でした。しかし海水に浸かってしまっていたので、再塗装をすることにしました。

まずは古いニスをアルコールで剥がします。燃料用アルコールですが、酔っ払いそうな匂いです。

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次に再塗装をする前に、響板の上面を研ぎます。

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サンドペーパーで120→240→320番と段階に別けて研磨し、その後新しいニス塗りをしました。ぬりも何回かに分けて塗ります。
研磨と塗りを何回かして、最後の塗りの前に、響板にロゴを入れます。

通常はそのピアノメーカーのものを響板に付けるのですが、今回の修復は津波という経験をしたピアノ、教会のステンドグラスに文字を入れ、デザインしてもらいました。(文字のデザインしてくれたのは槇山淳子さん。本業は英語の翻訳家。以前工房のホームページのデザインもやってもらいました)

出来上がりが木の色に合うか不安でしたが、試しにニスを剥がす前の響板に貼ってみたら、綺麗にできました。

さて本番。
貼るのも失敗できない慎重な作業。

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綺麗に貼ることができました。

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その後、再塗装をし、響板修理は終わり。

弦を張る作業です。

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