津波被害のピアノ修理、駒修理6

新生釜石教会、津波被害のピアノ修理。
駒修理の続き。前回は白かった駒を黒鉛で塗りました。

ここから駒削ぎという作業に入ります。
木を削ぐ深さをノコギリで切り込みを入れます。

KIMG3168

その後道具を揃え、ノミで削り出し。

KIMG3227

作業しにくい所は響板の上に乗り作業しました。

KIMG3240

駒削ぎが終わったらピンの打ち込み。ピンの数456本でした。

KIMG3262

最後に駒ピンの上面を削ります。

KIMG3264

駒の出来上がりです。

KIMG3275

時間はかかりましたが、これでピンや弦が錆びる心配がなくなりました。

他の作業と同時進行で進めてましたが、ようやく次は響板作業です。(^^)

お問い合わせはこちら

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>