浜松、ピアノの製造の訪問記。(後編)

次はピアノの低音弦(通称、巻き線)の貴富工業さん。

ピアノの低音弦は巻き線といって、ミュージックワイヤーに銅を巻きつけて作ります。ピアノによっても一台一台設計が違い、基本的にオーダーメイドで作ってもらいます。機械を使いますが、巻き方や巻き具合は職人さんの経験によって違います。そういう意味ではハンドメイドですね。

ピアノのベース(低音部)を決める巻き線。貴富さんは巻き線造りができる貴重な職人さんの一人です。これからもお世話になると思います。

友人技術者と別れ、最後に向かったのは渡辺商店さん。

ピアノの工具や部品を扱っています。我々が使う、様々なピアノ専用工具や部品がたくさんありました。新しい商品の開発もされていて、丁寧に説明いただきました。

今回購入したものの一部。


色々な商品に目移りしてしまいました。

いつもは電話連絡のみだったので、はじめてお目にかかることができて良かったです。

遅くまで対応していただき、ありがとうございました。


浜松のピアノ関連業者さんを見学させていただきました。突然訪問したにもかかわらず、快く対応してくださり、改めて感謝します。ありがとうございました。またこの様な機会を作っていただいた、友人技術者にも感謝です。

それほど広くない地域を訪問しましたが、たくさんの業者さんがあり、浜松はピアノ造りのメッカだと改めて思いました。機会があればまた浜松へ行き、日本のピアノ造りの現場を体感したいと思いました。今回の旅でのことを少しでもお客様へ生かしていきたいと思います。

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