レスター アクション修理

明日から9月がスタートです。段々と日が短くなり秋の果物が店頭に並び始め、ようやく秋の気配を感じるようになりました。ただ最近は雷が突然やってくる日もあり、とても怖いです。

工房ではレスター、モデルNo.200のアクション修理をしました。先日はハンマー交換をしましたが、今回はそれ以外の部品の修理です。

アクション関連の部品は、部品同士が当たる・接触するということが多く、どちらか片方の状態が良くないだけで雑音の原因や弾きづらさに繋がっていきます。アクション部品にはフェルトやクロス、革などの素材も多く使われていて、たくさん弾かれていたこともありかなり傷んでいました。

まずキャッチャースキンという部品の貼りかえ修理をしました。革が使われていますが、他の部品と接しているいるうちに徐々に革が薄くなっていました。

貼りかえ中
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貼りかえ後
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次にウイッペンヒールクロスという緑のフェルトのパーツを交換しました。こちらも他の部品と接触する度に、フェルトが減ってきていました。

交換後
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そしてダンパーレバークロスの交換。弾いた時にスプーンという部品がこのクロスに当たるのですが、たくさん当たっていたことでクロスが減り、中にはスプーンの跡がくっきり残っている物もありました。

交換前
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交換後
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こちらがスプーンです。本当にスプーンの形をしています。(かなり小さいですが・・)ピカピカに磨いて、ダンパークロスと当たった時に余計な摩擦が起きないようにします。

DSC_2511

金属部品では、他にダンパーロッドという部品を磨きました。
(左側、磨き前 右側、磨き後)
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それぞれの修理が終わり、アクションを本体に取り付けてこれから整調作業がスタートします。機能・見た目共に元気になったピアノの音はとても新鮮な感じがしました。そしてしっかりした音でよく響いています。今後の調整でさらに良いピアノになると思います!

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