釜石、津波被害のピアノ修理、メッキ屋さん

新生釜石教会、津波被害のピアノ修理。

一度海水に漬かってしまっているので、鉄などの金属部品が錆びてしまっています。
ピアノ部品屋さんやDIYのお店で売っている場合は新しい部品に交換します。
錆びて折れてしまっているネジなどは、錆びにくいステンレスのに交換で対応できます。

取り替えのできないパーツはメッキ屋さんに再メッキすることにしました。

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さいたま市内にある(工房から車で15分程)にある、日本電鍍工業さんに再メッキをお願いすることにしました。
こちらの会社では時計や電子機器、管楽器など様々なパーツのメッキをされているようです。

まずはどのような金属にメッキをするのか、パーツの成分分析をしていただきました。写真上の部品は真鍮にメッキされていて、写真下は鉄にメッキされているものだったようです。

錆の浸食がひどいので、一度錆と古いメッキを落としてから、新しいメッキをします。新しいメッキは種類がたくさんありましたが、営業の方と相談した上、ニッケルメッキにしました。

依頼するにあたり、わかりやすく丁寧にメッキの説明をしてくださりました。また少ない人数で訪れたにも関わらず、工場見学させていただきました。工場内は清潔で、また社員の方も笑顔で対応していただき感動しました。
最後に色々なメッキのサンプルを見せていただき、とてもキレイでした。

恐竜

はさみ

写真下は医療器具で、手術の時に見た目でわかりやすくする為に様々な色のメッキをしてるとのことでした。(医療ミスを防げそうですね)

パーツの再メッキ、どの様にキレイになるのか楽しみです。

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