ベルトーン 出庫

今週は風が強い日がありましたが、この時期はフジやハナミズキなどが美しく咲いている季節ですね。いつも通る道が色鮮やかに変わり、気分も明るくなります。

工房では、ベルトーン、モデルNO50の修復が終わり、お客様宅へ出庫しました。

本体修理とアクション修理後は、アクション整調を行いました。

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このピアノが存分に魅力を発揮できるように、タッチと音色を追求しました。因みに、今回のように棚板を取り外した場合は、一から整調を作り上げていく必要があります。整調が進むと同時に、音もしっかり鳴ってくるのが分かります。そしてベルトーンの修復がすべて終了しました。

DSC_1914 がおう

タッチは、修復前の時はとても弾きにくく、指がもたつくような感じがありましたが、修理と整調、調律、整音で改善し、鍵盤が軽快に動くようになりました。音色は、弦交換とハンマー交換を行ったことで、よどみ無く、そして温もりのある音色になりました。外装は、塗面がくもりに覆われていて汚れもかなりありましたが、磨いてツヤが蘇り、暖かみのあるウォルナット色が復活して気品も感じられます。

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このピアノが入庫して試弾した時、だいぶ疲れているような印象があるとブログでも書いたのですが、出庫前に試弾した時は、とても元気になってくれたと思います。まるで、工房で数か月入院して英気を得たかのように感じました。ご依頼されたお客様も、修復してどう変わるのかと楽しみにお待ちくださいました。

これからはお客様の元で、元気に歌い続けてくれることでしょう。

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