レスター 解体

連日の気温30℃越えが続いています。梅雨はどこへ行ったのか、突然夏がやってきた感じがします。慣れない暑さで体力を消耗しそうなので、寝食をしっかり摂りたいと思います。

工房では、レスター、モデルNO.200の解体をしました。

今回は弦交換をしますが、その作業が行いやすいようにまずは底板と棚板を外しました。底板は字のごとくピアノ本体の底の部分で、普段はペダルとペダルに関わる部品が底板に取り付けてあります。棚板には鍵盤がおさまっています。
棚板を外すために脚も取り、続いて底板、棚板という順で外していきました。

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(脚と底板を外したようす)
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(棚板を外したようす)
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どんどん景色が変わっていきます。

本体の解体後、次は弦を取り外していきました。ピンッと張ってあった弦の張力を弱め、専用のカッターで切っていきます。弦はだいぶサビついていました。プチンッパキンッと弦を切る音が工房にしばらく響き渡ります。

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弦の解体後は、チューニングピンを抜いていきました。このチューニングピンも弦交換時に新しいものにします。弦もなくなり、見た目はかなりすっきりしました。

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無事に解体が終わり、ひとまずほっとしました。これから本体の掃除と磨きをした後、新しい弦を張っていきます!

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