YAMAHA G3~こだわりの修理③ 響板の割れ修理

工房では、ヤマハG3の響板修理に入りました。

まず、響板のニスを剥がしていきます。

このピアノは45年経っており、ニスが劣化していました。その結果、ニスにゴミがくっついて汚くなっていました。

ニスを剥がしていくと響板の下が出てくるのと同時に、響板割れも見えてきました。

ニスを剥がす日は乾燥した日を狙って行いました。そして、剥がした状態で乾燥させ、数日間置いて様子を見ました。

後日、響板を見てみると、響板割れが意外とたくさんありました。
ニスを剥がした後に見た時より響板割れがはっきりしていました。

響板割れの部分をトリマーで整形していきます。

埋木材を整形した部分にピッタリ合うように加工していきます。

次回も引き続き響板の割れ修理です。

by真帆

お問い合わせはこちら

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>