工房では、ヤマハG3の響板修理に入りました。
まず、響板のニスを剥がしていきます。
このピアノは45年経っており、ニスが劣化していました。その結果、ニスにゴミがくっついて汚くなっていました。
ニスを剥がしていくと響板の下が出てくるのと同時に、響板割れも見えてきました。
ニスを剥がす日は乾燥した日を狙って行いました。そして、剥がした状態で乾燥させ、数日間置いて様子を見ました。
後日、響板を見てみると、響板割れが意外とたくさんありました。
ニスを剥がした後に見た時より響板割れがはっきりしていました。
響板割れの部分をトリマーで整形していきます。
埋木材を整形した部分にピッタリ合うように加工していきます。
次回も引き続き響板の割れ修理です。
by真帆
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