YAMAHA U1A 本体組み立て

工房では、YAMAHA U1Aの組み立てて、ピアノを起こす準備をしました。

組み立ての前に、雑音防止のため、低音部の短駒とヒッチピンの間と中音部の長駒とヒッチピンの間に、止音リボンをつけました。

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本体組み立て

鉄骨を上げる際に腕木が引っかかるため、外していましたが、本体を組み立てるために取り付けました。接着剤などの引っかかる部分を刃物で取り、平らにしてネジで固定しました。
その後、棚板を本体に取り付けました。

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脚、キャスター、底板を付けていきます。ネジがサビていたので、新しいものに交換しました。マイナスネジからプラスネジにしました。
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底板を外すときも大変だった事を作業を始めてから思い出しました。
底板は、ペダルの機構が付いているので、本体に取り付けるときは、ペダルの機構が本体の鉄骨や前土台に引っかからないように慎重に行います。
このピアノはペダルの機構をよけながら本体に取り付けようとすると、違うところが前框や鉄骨に引っかかってしまい、底板を取り付けることが出来ません。どうしようかと悩んだ末、ペダルの機構のバネを外し、鉄骨や前土台に当たることなく底板は付きました。
底板は付きましたが、バネを外したので戻さなくてはなりません。バネは奏者が脚でペダルを踏んだ後、ペダルが元に戻るように上がる為についています。バネをペダルの機構の天秤の下に取り付けようとすると、天秤がバネの力で持ち上がって浮いてしまいます。この状態で無理に底板にネジで取り付けようとすると、底板のネジ穴に無理がかかり、ネジ穴が壊れてしまいます。なので、ネジ穴に負担がかからないように、天秤を底板に接地するまでしっかりクランプで抑え、取り付けました。

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ペダルも機能を確認し、ピアノの組み立ては完了です。
解体してから4カ月ぶりにピアノを組み立てて起こしました。これから、外装を塗りなおすために、塗装屋さんに運ばれます。綺麗になって帰ってくるのが楽しみです。

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by真帆

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