釜石、津波被害のピアノ修理、鉄骨修理2

さいたま市は桜も散って、暖かくなってきました。
津波被害のピアノ修理、鉄骨修理の続きです。

鉄骨の金の塗装を剥がし、下地の塗装になりました。

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下地になったものは凹みなどあり、そのまま塗装をすると凸凹になってしまうので、凹みにパテを埋めました。

パテが固まってからサンドペーパーで平滑にし、その後再び下地の塗料を塗布。

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塗装が乾いてから、塗りを確認したところ、塗装にヒビが入ってました。ヒビの状態をドライバーなどで叩いてまたら、このようになりました。

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メーカーさんの下地塗装の下から、鉄と塗装が剥がれた状態になってしまいました。

今までこのようになったことがなかったので、ピアノ専門の塗装屋さんに聞いてみたところ、こちらのメーカーさんの塗装では、よくあることだそうです。
残念ですが、ヒビが入ってしまった箇所は塗装を下地塗装の下から剥がすことにしました。

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塗装を剥がした箇所は鉄部分が凸凹になっているので、平滑にします。

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修理は思うように行かない事もあります。冷静に原因を考え、対策をたてることが大事です。

引き続き、作業を続けます。

釜石、津波被害のピアノ修理、駒修理4

新生釜石教会、津波被害のピアノ修理です。

駒修理の続き。
前回、駒の上面を機械で切り出しました。土台になる駒は上面を鉋で平らにし、そのまま使います。

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上面の木材を加工します。
材料を土台のサイズにあわせ切り出します。

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土台の木材と新しい木材、お互いの接着面の平が出たら接着。

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低音側の駒は本体から外して作業できましたが、高音部から中音部の長い駒は土台が本体に付いているので、駒土台をついている状態で作業しました。

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次はさらに駒の加工に入ります。

釜石、津波被害のピアノ修理、鉄骨修理。

釜石、津波被害のピアノ修理、鉄骨修理です。

昨年、鉄骨は水洗いし、錆びを落とししたままでした。

金色の塗装は既に剥がしてあります。

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ヒッチピンの錆び落とし。

ヒッチピンとは弦を引っ掛ける所です。交換も考えましたが、鉄骨本体としっかり付いてので、外すことができず、そのまま利用することにしました。

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手作業で1つ1つ磨きます。

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ヒッチピンの錆びは思っている以上に錆が深く、錆び落としに時間
がかかりました。

そして鉄骨の裏側に錆止めを塗り。

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通常裏側は塗装されていませんが、今回は錆が広がらないように念のため塗布しました。

次は鉄骨の塗装作業に入ります。

釜石、津波被害のピアノ修理、ピン板修理

釜石津波被害のピアノ修理、ピン板の修理です。

ピン板とはチューニングピン(調律の時に調律師が廻すピン)が刺さっている板のことです。
普段は鉄骨に覆われていて見ることができませんが(写真で鉄に無数の小さい穴が空いてある)、中は積層の堅い木になっています。

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ピアノの構造に関わる大事な部分です。古いピン板に新しいピンを植えても、木材から塩分が出てきてしまい、新しいピンや弦も早い段階で錆びてきてしまうようです。
長くピアノを使って頂きたいので、今回はピン板を交換することになりました。

まずは古いピン板を外します。

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ネジは錆びていましたが、折れずにとれました。

新しいピン板を作ります。
ピン板は一台ずつ鉄骨の形に削り出します。

大きな木材をカット。

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木材は積層で堅く、機械で切るときには切れ端がはじかれないように注意しながやります。

大きな形が決まったら鉄骨に合わせた、木を削ります。

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ピアノの構造に関わる大事な部分です。古いピン板に新しいピンを植えても、木材から塩分が出てきてしまい、新しいピンや弦も早い段階で錆びてきてしまうようです。

長くピアノを使って頂きたいので、ピン板を交換することになりました。

まずは古いピン板を外します。

ネジは錆びていましたが、折れずにとれました。

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鉄骨とピッタリ合うように、ひたすら削り出しです。

ピン板作り、作業はまだまだ続きます。

川口市、納品に行ってきました。

先週、川口市にある児童発達支援事業所すくすくキッズさんにアップライトピアノ(YAMAHA、U3)の納品に行ってきました。

すくすくキッズさんは発達障害のお子さんや、不安を抱えるご家族を支援されています。

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広々したスペース。スタッフさんと話し合い、ピアノの置き場を決めました。日常的にも使われますが、音楽療法にも使うので、ピアノの場所はお子さん達の顔が見える場所になりました。もちろん音響もいい感じです。

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加藤園長さん、音楽療法士の新澤津加菜さん、スタッフの皆さん、明るくあたたかい雰囲気でした。

日常的な音が電子ピアノから生ピアノになることで、音楽環境が変わり、良い影響が出るといいですね。

これからたくさん使っていただけるとうれしいです。