ヤマハ No.G2A 響板修理① 脱弦

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工房では、ヤマハNo.G2Aの修理に入りました。

このグランドピアノは、昭和38年に作られました。響板ニスの変色や響板の割れ、弦やチューニングピンのサビなどが見られるので、修理、交換をしていきます。

脱弦

弦もピンもサビている状態です。

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チューニングピンを緩めて弦を外していきます。

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チューニングピンも外していきます。チューニングピンの先までサビているものもありました。

フレーム ネジ外し

フレームのネジが先までサビが浸透し、回らないネジがありました。

潤滑剤を浸透させて、ネジを叩いてを繰り返しおこない徐々にネジが回るようになりました。

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ネジがすべて回り、外れました。

弦を外したので、響板も見えてきました。

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フレーム外し

響板の亀裂が入っているため、フレームを上げて響板修理に入ります。

フレームを持ち上げるのはとても重いので、滑車を使って持ち上げます。

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フレームが外れました。

響板のニスが茶色くなっています。これから剥離して、きれいな響板が出てきます。

 

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by真帆

 
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