G2の響板修理
響板に多数の「めのり」が発生していたが、割れではないと判断し、塗装したが、一か所だけわずかながら割れが生じてしまった。恐らく、響板の表面を塗装した結果、表面が膨らみ、むくりがわずかながら蘇り、「めのり」と思われた箇所が開いてきたのだろう。
塗装後、あえてしばらくそのままにしていて良かったと思う。わずかな割れだがしっかり治すことにした。まず、専用トリマーで割れにそって真っすぐ削り、
表面を320番のペーパーをかけて、シーラーを塗り、(今回は2回行った。)
コロナウイルスの影響で、調律のお客様への連絡は控えている。この機会に、大変やっかいな、このG2に集中しようと思う。いい楽器に仕上げたい。
孝則
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